BASICでコンバータを作る


2008年に Small Basic v0.1 が公開されて10年以上が経ちました。Small Basic は現在もオンライン版の開発が続いており、.NET の他の言語 Visual Basic や C# などへの入り口としての魅力もあります。 しかし、残念なことに Small Basic について書かれた本はまだまだ少ない状況です。 一方で1964年に登場した BASIC については相当数の本が出版されました。これらの本の中には、今でも価値を失っていないものが多数あります。 Small Basic の開発のきっかけとして、当時、BASIC のような簡単に入門できるプログラミング言語がなくなっていた状況がありましたが、 その後、プログラミング教育の必要性から、新たな BASIC 環境も増えてきました。

そこで、豊富な BASIC の資源を Small Basic に一旦取り込んでみようと思い立ちました。つまり、BASIC のソースコードを Small Basic のソースコードに変換する コンバータを作ろうという計画です。このようなコンバータを作る場合、元の言語でコンバータを書けば、変換先のコンバータも作れることになります。 ということで、まずは BASIC でコンバータを書き始めることにしました。 選んだ BASIC は PC-BASIC 1.2.14 です。より多くの環境で動く PC-BASIC 2.0 も開発中ですが、安定版を使うことにします。

本文はブログ「たかはしのんき年月記」に連載します。以下の目次からリンクしています。なお、この連載は高校生以上を対象とします。

目次

  1. 再び BASIC
  2. 式の展開ソースと実行結果
  3. ファイル入出力ソースと実行結果
  4. 構文解析の第一歩ソースと実行結果
  5. 構文解析について
  6. PC-BASIC の紹介詳細

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