nonkit.boardgame.igo

クラス IgoGame

java.lang.Object

java.lang.Thread

nonkit.boardgame.Game

nonkit.boardgame.igo.IgoGame

すべての実装されたインタフェース:

java.lang.Runnable

public class IgoGame
extends Game

囲碁ゲームのクラスを作成します。このクラスはThreadクラスを継承しており、 runメソッドでゲームの流れをコントロールする他、ゲームのルールや勝敗の判定を行います。

バージョン:

v1.12 2011/08/10 アゲハマ（石を取る）の処理を追加しました。

作成者:

たかはしのんき

ネストされたクラスの概要

クラスから継承されたネストされたクラス/インタフェース java.lang.Thread

java.lang.Thread.State, java.lang.Thread.UncaughtExceptionHandler

フィールドの概要

クラスから継承されたフィールド java.lang.Thread

MAX_PRIORITY, MIN_PRIORITY, NORM_PRIORITY

コンストラクタの概要

コンストラクタ

コンストラクタと説明
IgoGame(GameApplet ga, Board brd, java.lang.String sPlyr1, java.lang.String sPlyr2) クラスGameのコンストラクタです。
IgoGame(IgoBoard brd) クラスGameのコンストラクタです。

メソッドの概要

メソッド

修飾子とタイプ	メソッドと説明
boolean	isMyEye(int iCol, int iRow) 自分の眼かどうかを返します。
boolean	isPass(int iCol, int iRow) Player.getNextMoveメソッドが返した値がパスかどうかを返します。
boolean	isPass(Pos pos) Player.getNextMoveメソッドが返した値がパスかどうかを返します。
boolean	isPossibleMove(int iCol, int iRow) 着手可能な手かどうかを返します。
boolean	isResign(int iCol, int iRow) Player.getNextMoveメソッドが返した値が投了かどうかを返します。
boolean	isResign(Pos pos) Player.getNextMoveメソッドが返した値が投了かどうかを返します。
boolean	isSuisideMove(int iCol, int iRow) 自殺手かどうかを返します。
float	judge() ゲームの結果を判定します。
int	removeStonesIfCaptured(IgoBoard brd) 四方の石が囲まれたら取り除き、コウが発生した場合は記録します。
void	removeUnit(Unit unit) 推奨されていません。
void	run() ゲームスレッドを実行します。

クラスから継承されたメソッド nonkit.boardgame.Game

getBoard, getPlayer1, getPlayer2, getPossibleMoves, getTurn, setPlayers

クラスから継承されたメソッド java.lang.Thread

activeCount, checkAccess, countStackFrames, currentThread, destroy, dumpStack, enumerate, getAllStackTraces, getContextClassLoader, getDefaultUncaughtExceptionHandler, getId, getName, getPriority, getStackTrace, getState, getThreadGroup, getUncaughtExceptionHandler, holdsLock, interrupt, interrupted, isAlive, isDaemon, isInterrupted, join, join, join, resume, setContextClassLoader, setDaemon, setDefaultUncaughtExceptionHandler, setName, setPriority, setUncaughtExceptionHandler, sleep, sleep, start, stop, stop, suspend, toString, yield

クラスから継承されたメソッド java.lang.Object

equals, getClass, hashCode, notify, notifyAll, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

IgoGame

public IgoGame(GameApplet ga,
       Board brd,
       java.lang.String sPlyr1,
       java.lang.String sPlyr2)

クラスGameのコンストラクタです。関連付けるBoardとGameAppletを与えます。

パラメータ:

ga - 関連付けるゲームアプリケーション（グラフィックス）を指定します。

brd - 関連付けるゲームの盤を指定します。

sPlyr1 - プレイヤー1を指定します。

sPlyr2 - プレイヤー2を指定します。

導入されたバージョン:

v1.13

IgoGame

public IgoGame(IgoBoard brd)

クラスGameのコンストラクタです。このクラスをスレッドとしてではなく、 メソッドisPossibleMoveとjudgeの呼び出しのためだけに使う場合に こちらのコンストラクタを使用します。

パラメータ:

brd - 関連付けるゲームの盤を指定します。

導入されたバージョン:

v1.11

メソッドの詳細

isMyEye

public boolean isMyEye(int iCol,
              int iRow)

自分の眼かどうかを返します。ただし欠け眼は眼としません。

パラメータ:

iCol - 盤上の桁を指定します。

iRow - 盤上の行を指定します。

戻り値:

自分の眼であるときは true そうでないときは false　を返します。

導入されたバージョン:

v1.13

isPass

public boolean isPass(Pos pos)

Player.getNextMoveメソッドが返した値がパスかどうかを返します。

パラメータ:

pos - 盤上の位置を指定します。

戻り値:

パスであるときは true そうでないときは false　を返します。

導入されたバージョン:

v1.13

isPass

public boolean isPass(int iCol,
             int iRow)

Player.getNextMoveメソッドが返した値がパスかどうかを返します。

パラメータ:

iCol - 盤上の桁を指定します。

iRow - 盤上の行を指定します。

戻り値:

パスであるときは true そうでないときは false　を返します。

導入されたバージョン:

v1.13

isPossibleMove

public boolean isPossibleMove(int iCol,
                     int iRow)

着手可能な手かどうかを返します。

オーバーライド:

isPossibleMove クラス内 Game

パラメータ:

iCol - 盤上の桁を指定します。

iRow - 盤上の行を指定します。

戻り値:

着手可能なときは true そうでないときは false　を返します。

導入されたバージョン:

v1.11

isResign

public boolean isResign(Pos pos)

Player.getNextMoveメソッドが返した値が投了かどうかを返します。

パラメータ:

pos - 盤上の位置を指定します。

戻り値:

投了であるときは true そうでないときは false　を返します。

導入されたバージョン:

v1.13

isResign

public boolean isResign(int iCol,
               int iRow)

Player.getNextMoveメソッドが返した値が投了かどうかを返します。

パラメータ:

iCol - 盤上の桁を指定します。

iRow - 盤上の行を指定します。

戻り値:

投了であるときは true そうでないときは false　を返します。

導入されたバージョン:

v1.13

isSuisideMove

public boolean isSuisideMove(int iCol,
                    int iRow)

自殺手かどうかを返します。

パラメータ:

iCol - 盤上の桁を指定します。

iRow - 盤上の行を指定します。

戻り値:

自殺手であるときは true そうでないときは false　を返します。

導入されたバージョン:

v1.13

judge

public float judge()

ゲームの結果を判定します。

オーバーライド:

judge クラス内 Game

戻り値:

スコアを返します。先手が勝ちなら正、後手が勝ちなら負の値を返します。

導入されたバージョン:

v1.11

removeStonesIfCaptured

public int removeStonesIfCaptured(IgoBoard brd)

四方の石が囲まれたら取り除き、コウが発生した場合は記録します。

パラメータ:

brd - 碁盤

戻り値:

取り除かれた石の数

導入されたバージョン:

v1.12

removeUnit

@Deprecated
public void removeUnit(Unit unit)

推奨されていません。

指定された石（連）を取り除きます。v1.13以降ではIgoBoard.remove(unit)の利用を推奨します。

パラメータ:

unit - 取り除く石を連として指定します。

導入されたバージョン:

v1.12

run

public void run()

ゲームスレッドを実行します。交互に次の手を打つようゲームの流れを制御します。

定義:

run インタフェース内 java.lang.Runnable

オーバーライド:

run クラス内 Game

導入されたバージョン:

v1.11